お仕事でterraformを使うことになったので、自分でも勉強をかねてterraform環境を立ち上げてみました。
今回はterraformを使ってGCPにGAEを立ててみます。
CloudSDKのインストール
CloudSDKはGCPのgcloudコマンドを利用したりするのに必要なツールってイメージで良いかと思います。
terraformでGCPのリソースを操作したくても、このツールがないとできません。
Googleのドキュメントに従って必要なツールをインストールします。

Packageをダウンロードして、tarファイルを解凍、解凍後されたgoogle-cloud-sdkディレクトリのある場所でインストール用のshellを実行します。
tar -zxvf ~/Downloads/google-cloud-sdk-370.0.0-darwin-arm.tar.gz # ダウンロードしたファイルを解凍
./google-cloud-sdk/install.sh # shellを実行
gcloudコマンドの認証
その後、gloudコマンドの認証を通します。以下、実行するとブラウザでGoogleアカウントの権限承認画面となります。
gcloud auth application-default login
main.tfを作る
そしたら、terraformのルートディレクトリ(はじめなので、空ならどんなディレクトリでも構いません)で、以下main.tfを作りましょう。(参考)
terraform {
required_providers {
google = {
source = "hashicorp/google"
}
}
}
provider "google" {
project = var.project
region = "asia-northeast1"
}
resource "google_project" "test_project" {
name = "test" // この名前のプロジェクトが立ち上がる
project_id = "test-project-id1" // この名前のプロジェクトID(数字、ハイフン、小文字が必要)が同上
}
resource "google_app_engine_application" "app" {
project = google_project.test_project.project_id
location_id = "asia-northeast1"
}
variable "project" {
type = string
}
最後に、terraform実行。apply中に設定がこれでいいか聞かれるので、よければyesと入力します。
terraform init
terraform fmt
terraform plan
terraform apply
ブラウザ側でGCPを確認してみたら、立ち上がっていることが確認できました。

まとめ
今回はGCPにterraformを使ってGAEを立ち上げてみました。
次回はこの上にGoogle製品のサーバーサイドGTMをインストールしてみます。

わたろー
一度やってしまえば大したことない作業ですが、最初は分かりづらい部分がありました・・・

Quickstart: Install the Google Cloud CLI | Google Cloud CLI Documentation
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