WordPressでのbasic認証の使い方をご説明します
.htaccessファイルを編集します
.htaccessファイルの中に、以下4行を追記します。もともと存在する設定内容の上に書きましょう。
(下に追記するのが普通かと思いますが、上部分に追記しないと、エラーが起こる可能性があるようです。)
Authnameは認証の名前となります。適当につけて大丈夫です。
AuthType Basic
AuthName "xxxxxx"
AuthUserFile /var/www/html/.htpasswd
require valid-user
以下部分は、もとから書いてあるかと思います。
# BEGIN WordPress
RewriteEngine On
RewriteBase /
RewriteRule ^index.php$ - [L]
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-f
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-d
RewriteRule . /index.php [L]
# END WordPress
.htpasswd
先程AuthUserFile(上から3行目)に記載した場所に.htpasswdファイルを配置します。
配置できたら以下のコマンドを打ちます。(ubuntu環境にて)
htpasswd .htpasswd testuser
パスワードの入力を求められるので、入力しましょう。
コマンド実行後、空だった.htpasswdファイルに、以下のように追記されていたらOKです。
testuser:xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx
コロンの左側がユーザー名で、xの部分が、暗号化されたパスワードとなります。
正しく設定できていれば、ログインした際に、basic認証のidとpwが求められるはずです。
注意
設定をミスっていたりするとブラウザからアクセスした際に、「ファイルが見つかりません」と表示されてエラーとなります。
一般的にエラーログが吐かれる/var/log/の中から、アクセスログやエラーログを確認し、どんなエラーが吐かれているか確認します。
私もはじめエラーを経験しましたが、/var/log/apache2の中のerror.logを見て、passwdファイルが、.htaccessで指定した場所に正しく配置されていなかったことが原因であると確認できました。
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